M.I.
2023年 キャリア入社
私が所属する部署では、細胞、微生物、動物などを用いた薬効評価、薬物動態・安全性評価を行っています。自社パイプラインの評価に加え、最近ではその技術を生かした受託研究(創薬支援CRO*1サービス)を開始しました。その中で私は、CROサービスとして提供するための安全性試験法の立ち上げを担当しています。入社以来3試験立ち上げましたが、ガイドラインに準拠するだけでなく、お客さまに満足していただける付加価値をつけるため、さらに検討を進めたいと考えています。
自由度が高く、個人の裁量で業務を行えるところです。報告や相談はもちろんしますが、業務の進め方や方法は個人に任せてくれます。また、時間の融通が利きやすいのも大きな魅力で、フレックスタイム制や裁量労働制を活用して、自分の都合や業務の多寡に合わせてスケジュールを組むことができます。特に私の場合、育児と両立する上でとても助かっており、業務の合間に一時外出して子どもの学校行事に参加したこともあります。同じように工夫して仕事と育児を両立している人は部署内にも多く(男女ともに)、育児に限らず、ライフステージが変わっても長く働くことができる職場だと思います。
「課題を見出し解決する」という日々のプロセスにやりがいを感じます。研究業務は「課題について調査し、仮説を立て、検証する」ことの繰り返しですが、ゴールに向かう日々のその小さなステップを楽しんでいます。また、新しく取り組んでいる創薬支援CRO事業においては、顧客との距離の近さに新鮮さを感じています。医薬品開発では、患者さまと直接関わることはなく「顧客」の実感が湧きづらかったですが、創薬支援CRO事業では「顧客」が目の前にいてすぐに反応が返ってきます。その距離感に、今までになかったやりがいを感じるとともに、責任も強く感じます。
創薬支援CRO事業に携わる中で、豊富な経験と幅広い知識が必要であると同時に、専門性をさらに深めなければならないと痛感しています。お客さまは試験の実施に加えて専門家としての意見やアドバイスを求めています。その要望に応え、より満足してもらうためには、これまで以上に大きな責任が伴うと感じています。積極的にさまざまな分野の知識や業界情報を収集するほか、専門資格(認定トキシコロジスト)を取得するなど、「この会社・この人に任せたい」と思ってもらえるような「プロ」を目指したいと思っています。
ご自身が「一生懸命取り組んできた(いる)」ことはありますか?勉強や研究、スポーツ、趣味、アルバイト…なんでも構いません。どんな思いで取り組んできたか、何に悩み、試行錯誤してきたか、掘り下げて考えてみてください。きっとその中に自分のやりたいことや考え方、強みのヒントが隠れています。「一生懸命取り組んだ」「やり切った」という経験は自信にもなり、そのプロセスは今後の社会人生活で必ず生かせます。皆さんが自分らしく楽しく過ごせる職場と出会えますよう、心からお祈りしています。