業務内容
設計の責任者である「デザインリーダー」として、長らく「ネットプリントサービス」を担当していました。主力機能は年賀状印刷。毎年バージョンアップしていたのですが、商品特性上、特定期間にニーズが集中することから納期厳守がマストでした。品質を担保しながら円滑にプロジェクト推進する大変さはありましたが、「おかげで売上達成できました」と営業担当から声をかけてもらうたびに事業貢献を実感でき、うれしかったですね。
2年ほど前からは、インスタントカメラ『INSTAX』のプロジェクトに参画しています。『INSTAX』は複数のスマートフォンアプリを展開しており、いまは全アプリの開発プロジェクトを統括する立場としてマネジメントを担っています。キャリアを重ね、役割も変わって視座が上がりましたが、どの仕事をしていてもやりがいを感じる瞬間は「便利になった」といったエンドユーザーの反応に触れたとき。その経験から、多くのお客様に喜んでもらえるものをつくり続けたいという、技術者としての信念を獲得しました。
この会社に決めた理由
おもしろい「ものづくり」ができる期待感
入社前を振り返ると、大学で情報テクノロジーを専攻していたこともあり、卒業後はプログラミングを含むソフトウェア開発がしたいと思っていました。なかでも、業務アプリケーションのように限られた場所で利用されるBtoB向けの製品より、日常生活の中で多くの人に認知してもらえそうなBtoC向けの製品づくりがしたかったんです。そんな想いで就職活動をしていたなか出会ったのが、先ほどお話しした富士フイルムの「ネットプリントサービス」でした。
当時は、ガラケーの写真付きメールが流行りだしたころ。アナログだった写真がデジタルへ変わりつつあるなかで、画像に関するシステム開発をするのはとてもおもしろそうだと感じたんです。富士フイルムの製品は世の中へのインパクトも大きいとも考えていました。くわえて、就職を機にひとり暮らしがしたかったので、福利厚生の手厚さも満足度が高く、この会社への入社を決めました。
メッセージ
しっかり向き合い評価してくれる上司がいる
以前は、自信のなさからキャリアアップに意欲的ではありませんでした。しかし上司が、「やってみない?」とすすめてくれたことから、思いきって責任あるポジションに挑戦することに。すると、これまでの経験を活かしながら新しいことを吸収し、成長できることがとても楽しいと気づいたんです。昨年からは研究員へステップアップし、部下のマネジメントもしています。
仕事ぶりをしっかり見て評価し、背中を押してくれた上司にはとても感謝しています。自分だけで考えていたら、いまのキャリアはありませんでした。こうした実体験、そしていま自らがマネジメントに携わって再認識したのは、全社的なカルチャーとして育成に力を入れていることです。研究員が集まる場では、想像していた以上にメンバーの育成についての会話が飛び交っていて驚きました。アピールの得手不得手に関係なく、一人ひとりに寄り添い充実したキャリアを築けるような体制が整っています。きっと自分さえ気づいていない可能性を発見できるはずです。
1日のスケジュール
- 9:00~10:00
出社、メール/Slackと部下勤怠のチェック
- 10:00~11:00
デイリーミーティング(チームメンバーの進捗管理)
- 11:00~12:00
プロジェクト改善活動の週次ミーティング
- 12:00~13:00
昼食
- 13:00~15:00
関連部署との週次ミーティング
- 15:00~16:00
自グループ運営会(各役職からグループ長への状況報告)
- 16:00~17:00
開発計画のレビュー
- 17:00~18:00
課題計画、推進
- 18:00
退社
Our Product
INSTAX<チェキ>
撮影したら、その場ですぐプリントできるインスタントカメラのシリーズ。1998年に誕生した従来のアナログタイプのほか、スマートフォンと連携できる多機能な液晶画面付きのハイブリッドタイプ、手のひらサイズのカメラなどの製品をヨーロッパ・アメリカ・中国・東南アジアなど世界100か国以上に展開しています。