経営戦略の一環として従業員の健康の維持・増進に取り組むことにより、 自社の発展と企業理念に基づく社会への持続的な貢献を図ることを目的としています。
ソフトウェア開発は、特に「人」が重要なファクターとなっています。自動化やDXツールを多く取り込むソフトウェアの開発現場においてもです。これらツールを開発したり、活用箇所・方法を考案したりするのは「人」です。メンバーのパフォーマンスしだいではこれらは期待通りの結果を出さなくなってしまいます。そして、そのパフォーマンスは、コンディション、モチベーション次第で大きく左右されます。
FFSは「心理的安全性の高い組織」とするとともに、「働きがい」を感じられるようにし、これらコンディション、モチベーションを高めていっています。活動の柱の一つが『楽しい』です。
FFSでは『楽しい』をテーマに「季節感を感じられる職場」「最新技術(ロボットなど)を活用した自己研鑽や交流の場の提供」「チャットを利用した双方向コミュニケーション型の全体会開催」など、メンバーの五感を刺激し、心と会話ができるようにしてきています。達成のための目標値はなんと「無限」。
これからも新しいアイデアを生み続け、みんなで一体となり、『楽しい』をさらに盛り上げていく所存です。健康でさらに、少しでも多くのワクワク感を感じられる職場にするために。
IT企業である当社にとって最大の財産は従業員です。
富士フイルムグループの企業理念に基づき、人々の生活の質のさらなる向上へ寄与するには、従業員が心身ともに健康で能力を発揮できる環境が欠かせません。
当社は従業員一人一人の健康の維持・増進に努め、自社の発展と事業を通じた社会への貢献を進めて参ります。
2021年6月30日
富士フイルムソフトウエア株式会社
代表取締役社長 佐々木 弥
当社の健康経営への取り組みが評価され、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2024」に認定されました。
健康経営優良法人認定制度は、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度です。
当社は健康経営優良法人として2020年度に初めて認定され、今年度で5年連続の認定となりました。
健康経営推進体制を構築し、従業員の健康保持・増進に向けて活動しています。
「生活習慣病対策」、「喫煙対策」、「がん対策」、「メンタルヘルス不調対策」、「長時間労働によるリスク対策」の5つを重点課題として取り組んでいます。
産業医・保健師による面談
社内イントラでの健康情報提供
7つの健康行動(※)の実践
※7つの健康行動
・週1回以上体重を計る
・1日平均30分以上歩く
・自分の健診結果を確認する
・直近の歩活(ウォーキングイベント)にエントリーする
・週1日以上お酒を飲まない日を作る
・たばこを吸わない
・1日6時間以上の睡眠時間を取る
就業時間内禁煙(就業規則による)
事業場内の喫煙所閉鎖
禁煙補助制度
がん検診の毎年の受診推奨
がん検診費用補助
治療と就業の両立のための環境整備
(時間単位の有給休暇制度など)
産業医・保健師による面談、公認心理師による援助
ストレスチェックに基づく職場改善
従業員教育、役職者教育の実施
カウンセリングの受診推奨による予防
ノー残業デー(メリハリのついた就業の促進)
産業医による長時間労働者の面談
健康経営への取り組みの土台である職場の安全衛生について、各事業場の衛生委員会にて労使で協議・推進しており、メンタルヘルスや感染症対策などの健康課題についても状況に即して検討しています。