富士フイルム医療ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:飛田 政仁)は、安全な検査やワークフローの効率化に向けて視認性、操作性を進化させた放射線部門ワークフローを支援する放射線部門業務システム 「RADISTA Workflow(ラディスタ ワークフロー)」を、10月3日から発売します。本製品は、富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)が放射線部門業務支援ソリューションブランドとして新たに立ち上げた「RADISTA (ラディスタ)*1」ブランドの製品です。
近年、照射録、線量情報、医療機器管理情報、統計情報など、検査の品質を維持・管理するための情報が増え続けています。放射線部門の現場では、そうした情報を管理するためのより高度な業務支援システムが求められています。
RADISTA Workflowは、Simple&Qualityをデザインコンセプトに視認性と操作性を高め、情報の入力や確認にかかわるスタッフの負担を軽減させるとともに、検査業務に関するさまざまな情報を一元管理し、部門のワークフローを力強く支えるシステムです。
「RADISTA Workflow」の特長
1. 放射線検査業務に特化した新画面デザイン
RADISTA Workflowは、従来のShadeQuestシリーズから大切にしてきた、安全な検査や効率的な業務を支援する視認性をさらに進化させるために、“Simple & Quality「確認して、すぐに次のアクションへ」”をデザインコンセプトに掲げ、画面デザインを一新しました。
配色の見直しや、データ、ボタンを再配置したことで視認性を上げ、入力操作をシンプルにすることで画面遷移を減らし、受付効率と患者対応の質を高めた専用画面など、より放射線検査業務に特化した画面デザインにしました。
2. メッセージ機能の追加によりチーム医療のさらなる円滑化をサポート
操作室(端末)間で手軽に、リアルタイムに情報伝達ができる手段としてメッセージ機能を開発しました。従来の掲示板機能、コメント、メモ機能とともにスタッフ間のコミュニケーションの円滑化をサポートし、患者サービスの向上、安全な医療環境づくりに貢献します。
3. ワンクリック連携による検査業務効率と品質の向上
RADISTA Workflowは、富士フイルムおよび関係会社の検査装置、画像診断ソリューションなどの医療IT製品とワンクリックで画面起動させる密接な連携を実現します。また、データ入力における手間とミスを減らすことにより検査業務の負担軽減だけでなく、検査から画像診断までの時間短縮・医療安全の向上に貢献します。
当社は、これまで蓄積した長年の知見を生かし、また医療現場でのニーズを的確にとらえながら、放射線部門業務を支援する製品を提供してまいります。
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