富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:松本 考司)は、SaaS型ID統合管理サービス*1「Smart One ID」の新たな機能として、ID発行の申請から承認までの業務をシームレスに実行できる「ワークフロー機能」を本日より提供開始します。
「Smart One ID」は、当社が20年以上にわたって培ってきたフィジカルセキュリティ*2のノウハウを生かし、ID情報管理の業務効率化・セキュリティ向上を実現する「SaaS型のID統合管理サービス」です。企業・学校などの組織の重要資産であるID情報を安全なクラウド環境で保管・管理するとともに、人事データベースや入退室管理システム、勤怠管理システムなど各種システムとの自動連携により、リアルタイムでの情報更新を可能にするサービスです。さらに、IDカード発行サービス「I-NET SERVICE」との連携により、当社工場へのIDカード発行依頼や、お客さま自身が設置したプリンタによるIDカード作成も可能です。
今回提供を開始する「ワークフロー機能」は、ID発行希望者による申請からID管理担当者による承認までの承認ワークフローを「Smart One ID」のサービス内で完結できるオプション機能です。いつ・誰が・何を変更し承認を行ったのかについての記録を残し、ID管理体制のガバナンスを強化するほか、承認ワークフローの進捗状況を確認したり、「Smart One ID」と連携されている各システム上のID情報を、承認後の新情報に自動更新することも可能。ID情報のリアルタイムでの一元管理を実現することで、従来のような各種システム上での個別承認や手動連携が不要となり、ID情報管理における業務効率化に寄与します。
当社は今後も「Smart One ID」の提供をとおして、ID統合管理における業務効率化やセキュリティ強化を支援していきます。
- *1 組織に属する人物の個人情報、アクセス権限などを一元管理するクラウドサービスです。
- *2 情報セキュリティのうち、施設や設備に対する物理的な対策のこと。
記
「ワークフロー機能」の主な特長
(1) 承認ワークフローのシームレスな運用・他システムとのデータ自動連携により、ID情報管理業務の効率化に貢献
「ワークフロー機能」により、ID情報管理における発行申請・承認・ID情報のデータ連携を「Smart One ID」のサービス内で完結でき、さらにIDカードの発行を当社工場に依頼することも可能。シームレスな運用により、ID情報管理の業務を効率化し、作業時間を削減します。
(2) 承認ワークフローの一元管理によるガバナンスの強化・セキュリティレベルの向上
承認ワークフローの一元管理により、いつ・誰が・何を変更し承認を行ったのか、記録を残し、ID情報管理におけるガバナンスを強化します。また、承認ワークフローを、複数のシステムを跨がずに「Smart One ID」サービス内で完結できるため、セキュリティレベルの向上に貢献します。

「ワークフロー機能」の概要
*上記はイメージです、実際の画面とは異なります。
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富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
イメージテック事業本部 ID&クラウド事業部 IDシステム営業部
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